信用取引とはどんな取引?
株式のトレードは大きく分けると「現物取引」と「信用取引」の2つの形態があります。一般的に株式トレードといった場合は「現物取引」を指しています。では「信用取引」とはどのような取引形態なのでしょうか?これは簡単に言うと「レバレッジ」が付いた取引のことです。ですから、自己資金以上の金額をトレードすることができます。うまくいった場合は利益率も当然高くなります。しかし、逆に失敗した場合、損出も大きくなります。
信用取引はどうしたらできるの?
信用取引ですが、証券会社の審査に合格しなければ「信用口座」を開くことができません。基本的な合格水準は口座に30万円以上のお金が入金されていることです。株式投資の資金として最低でも30万円入金できないと信用取引をすることはできません。そして、他にもいろいろとアンケート調査で個人情報を入力する必要があります。アンケート調査と口座の資金の両面で証券会社の「合格」が出ないと信用口座を開くことはできません。
信用口座のメリットは?
資金にレバレッジをきかせられる他にも信用取引にはメリットがあります。「無限取引」が可能なことが一番のメリットです。無限取引とは、同じ銘柄の売買を何回でもすることができる制度です。現物取引の場合、一日に同一銘柄で複数回トレードすることは基本的に差金決済になってしまう場合があります。差金決済に該当する場合、トレードすることができません。しかし、信用取引なら、同一銘柄の取引が何回でも可能になります。レバレッジ以外でもこのようなメリットがあります。
株の信用取引は委託保証金(担保)を預けることにより、最大担保の三倍までの株式が買えたり、空売りで売りポジションがとれたりも出来ます。ただし手数料や融資や貸株の金利はかかります。